すららネットは、ICT教材「すらら」を導入している学習塾「練成会」が4月より、新たに函館で2教室開講することを3月18日に発表した。
「函館練成会」の新・個別指導「アクティブクラス」では、ICT教材「すらら」が教え、先生はコーチングやモチベーターの役割に専念するといった、先生1人で40名超えの生徒への個別対応を実現している。
生徒は、家庭でも「すらら」にログインして学習ができることから、先生は生徒一人ひとりに合わせたカリキュラム設計を行い、塾と家庭の両方での学習を促すことで学習量の確保を可能としている。
80㎞以上離れた自宅からでも、函館の「新個別・アクティブクラス」に週1回(土曜日)だけ通い、他の日は自宅で「すらら」学習の状況について先生がモニタリングを行うことで成果を出すことができる。
また、休校中の対応として「すらら」を活用したオンラインインタラクティブ授業も実施されている。生徒は、火曜日~土曜日の13時~19時の間で、5コマからなる時間割を選択し、自分自身で学習予定を作成する。練成会では、生徒は1週間分の学習予定を連絡帳へ記入・提出し、生活リズムを整えるための時間管理を行う。
「練成会」の先生が、時間割に合わせて一人ひとりの生徒に、3月の授業中に学習するはずだった単元と、これまで1年間の学習ログに基づく復習単元を選定し、個別カリキュラムを配信。生徒は、それぞれ自分の課題に取り組むことが可能。
オンライン授業中に先生は、「すらら」のメッセージ機能(受講中の生徒にリアルタイムに個別メッセージを配信できる機能)や、アナウンス機能(事前に設定したクラス全体に告知を配信できる機能)をフル活用し、家庭学習中の生徒に対して追加の宿題の指示を行う。授業中に生徒本人に電話をかけて励ましの声掛けをするなど、デジタル×アナログが駆使されたサポートも行っている。
4月からは、新たに函館の2教室で新・個別「アクティブクラス」が開講される。今後も「すらら」をフル活用することで、「管理(時間・学習内容・理解度)」の徹底と学習のモチベーションを高め、道内での拡大を検討している。
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