子ども向けプログラミング教室を運営しているRoFReCとCodeProtoは、広島とシンガポール間でオンライン接続をして交流を深め、各々の教室で子どもたちがつくった作品の発表を行った。
2019年9月から11月までの「スクラッチチャレンジ期間」に、定期的にオンライン発表会が開催された。参加者は19名の小中学生(広島で11名、シンガポールで8名)で、それぞれ発表に向けて計画的に作品づくりを進めた。また、プログラミング学習を通して、国境をこえた交流を楽しんだ。
発表をふまえ、受賞者には表彰状が授与された。受賞者の選定基準は、プログラミング学習の到達度や作品のデザイン性、今後の期待度など。広島側は古川慎貴さん(中学2年生)、湯浅愛香さん(小学6年生)、瀬川陽一朗さん(小学3年生)が受賞。一方、シンガポール側は林実杜さん(小学5年生)、澤田華さん(小学5年生)、尾崎朝陽さん(小学4年生)が受賞した。
スクラッチチャレンジの2回目は、2020年4月頃に開催が計画されている。内容は、新しい学習指導要領に基づいた、図形づくりのプログラミングへのチャレンジを予定している。なお、シンガポールと広島に加えて、他の地域からの参画も募集している。
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