富士通ラーニングメディアが展開する、子ども向けプログラミングスクール「F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)」は、プログラミングを通してシニアと子どもが交流するイベント「アクティブシニア×プログラミングキッズ交流会」を9月15日(敬老の日の前日)に富士通オープンカレッジF@IT Kids Club渋谷校で開催した。
「アクティブシニア×プログラミングキッズ交流会」には、健康寿命の伸長により学び直しに意欲的な60代から80代までのアクティブシニア10名と、小学1年生から4年生の子どもたち6名が参加した。プログラミングを通して一緒にコミュニケーションを図る機会創出のために開催され、当日は「教育版レゴ マインドストーム EV3」を駆使したロボットプログラミングを行った。
はじめの自己紹介の中では、「子どもと交流したい」という理由以外にも、「パソコンに興味がある」「2020年のプログラミング教育必修化を受け、一度体験してみたい」などパソコンやプログラミングへの関心が高いシニアの声が散見された。
交流会では、自動ドアや車、掃除機など身近なものを用いながら、センサーやモーターなどロボットプログラミングに必要な基礎情報を学んだ。そして前進、後進、アームの上げ下げ、回転など徐々に難しい内容も学び、実際のロボットを前に「どうすれば思うように動くのか」と話しながら課題に取り組んだ。
子どもたちがロボットを嬉しそうに動かす姿を微笑ましく見守るシニアの姿や、その様子をスマートフォンで写真を撮る光景が見受けられた。
最終的には、センサーやアームを使いながら障害物のあるコースでロボットを動かす課題に挑戦した。思考錯誤の結果、無事にロボットを動かすことができ、子どもたちだけではなく、シニアたちにとってもプログラミングの楽しさを知る機会となった。
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