Pestalozzi Technology（以下、ペスタロッチ）は、石川県輪島市と連携協定を締結したことを発表した。協定の締結にあたり、5月13日、輪島市とペスタロッチで協定書を取り交わした。
左：Pestalozzi Technology株式会社 代表取締役社長CEO 井上友綱氏
右：輪島市 教育長 小川正氏
ペスタロッチは、体力テストデジタル集計アプリ「ALPHA」の開発・提供を行っている。ALPHAは、「児童・生徒用ページ」から児童生徒が自らデジタル端末に自身の記録を入力し、教員が「教員用ページ」から一覧で閲覧・修正ができるアプリ。GIGAスクール構想で導入した端末や保護者のスマートフォン、教員のPCなどさまざまな媒体からアクセスできる。また、ALPHAに入力されたデータを用いて同社が教育委員会への提出ファイルを作成するため、教員の事務作業負担を削減する。
能登半島では2024年に発生した地震・奥能登豪雨により、運動場が仮設住宅で埋まるなど、児童生徒の運動機会が減少し、それによる体力・運動能力低下が懸念されている。そうした課題を地域の現状に寄り添って解決すべく、また学校教育の体育分野における情報化推進の促進に向けて、輪島市と連携協定締結に至った。
連携事項は次のとおり。なお、1と2は2025年度は無償にて提供される。
- 体力テストデジタル集計システムALPHAの提供に関する事項
- 体力テストと生活習慣アンケート結果の調査、および分析の提供に関する事項
- その他、双方の協議により、両者が合意した取り組みに関する事項
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