TAOは、大学院入試の「紙・コスト・マンパワー」に関する課題を解決するためのオンラインセミナー「大学院入試DXの最前線」を、5月27日16時〜17時に開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。

18歳人口の減少が深刻な問題となる中で、外国人留学生の獲得を課題としている大学が多くみられる。しかしながら、日本の大学院入試は海外大学と比較して複雑なうえ、同社の調査では紙ベースでの出願を求めている学校が約7割となっている。志願者の負担がかなり大きいために外国人留学生から敬遠される傾向にあるほか、大学職員への入試業務負担も重く、特に海外からの志願者とのやりとりに多大なコストがかかっている。

そこで同セミナーでは、ペーパーベースの出願処理や煩雑な書類準備、人手不足、コスト増など、現場が抱える課題をDXでどう解決すればよいかを考える。実際の導入事例を紹介しつつ、世界標準入試システム「TAO(The Admissions Office)」で実現する、大学院入試改革について説明する。
導入事例については、東北大学での入試改革とDXのポイントについての説明が行われる。同大学では「TAO」を利用した入試改革に着手したことで、海外からの出願者が増加するとともに、1つの募集方式での業務時間を約50時間削減できたという。
参加対象は、大学院入試のDXを検討している入試関係者。
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