みんなのコードは石川県加賀市と協力し、日本国内第1号となる「コンピュータクラブハウス加賀」を同市内に設置したことを、6月20日に発表した。
「コンピュータクラブハウス」は、1993年(平成5年)に米ボストンではじめて設立された、子どもたちに「いつでも」「安全に」「テクノロジーを知れる」コミュニティ。現在、日本を含む世界19か国で約100か所の施設が存在する。
5月25日に開催された開所式では、加賀市長である宮元陸氏をはじめ、多数の行政・教育関係者や、加賀市内の小中学生20名が出席し、宮元市長や来賓からの挨拶、米「コンピュータクラブハウス」本部・事務局長であるGail Breslow氏からのビデオメッセージの上映、来賓と子どもたちによるテープカットが行われた。
開所式の終了後には、子ども向けのプログラミングワークショップも実施され、多くの子どもたちが電子工作やハッカソンに挑戦している。
「コンピュータクラブハウス加賀」は、毎週金曜日~日曜日の10時~17時に開館し、対象年齢は10歳~18歳。利用にかかる費用は無料(一部、特殊機材の利用時に実費発生の可能性あり)。
みんなのコードと加賀市は、同市における「コンピュータクラブハウス」の取り組みを日本初の成功事例にすべく、学校や家庭以外にもテクノロジーに触れられるサードプレイスの創出によって、子どもたちの得意や隠れた才能を発掘し、伸ばしていきたいと考えている。
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