TechScholarは、iPadを教師手帳として使用できるGoodnotes用テンプレート「Digital Teacher's Planner」について、2026年度版の販売を12月19日に開始した。税込価格は、Simple版が980円、Pro版が1680円。
「Digital Teacher's Planner」はPDF形式の教師手帳で、GoodnotesなどのiPad用手書きアプリに読み込んで使用する。
利用内容に応じてSimple版とPro版の2種類があり、カラーはホワイトとブラックの2色から選べる。Simple版(Digital Teacher's Planner Simple)はカレンダーのみとなっている。Pro版(Digital Teacher's Planner Pro)は、授業計画や名簿による生徒管理、座席表、児童生徒個人記録表、校務別スケジュール管理ページなども利用できる。
同製品は、紙の教師手帳と同様に、週間カレンダーと日間カレンダー部分が時間割形式となっている。そのため、週案の作成がしやすい。

Pro版では、スケジュール管理だけでなく授業計画や名簿、座席表、児童生徒個人記録表、校務別スケジュール、会議ノートなども用意している。紙の手帳では管理しきれなかった内容までもiPad上でまとめらるため、情報を一元化でき作業効率の向上につながる。

Simple版は約600ページ、Pro版なら約5800ページに達する。しかしながら、それぞれのページにはリンクボタンが設けられているので、ページ移動は容易になっている。

同製品をGoodnotesなどの手書きアプリに読み込めば、PDF形式のテンプレートに上から記入することが可能で、紙の手帳から移行しやすい。Goodnotesなど一部のアプリでは、ブックマークのほか手書き文字の検索などもできるので、アナログとデジタル両方の恩恵を受けられる。
さらに、画像の貼り付けも可能となっており、年度末に近づくにつれて分厚くなっていく紙の手帳とは対照的に、常に重さが変わらずスマートに運用できる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
