グッドワークスは、小中高の教育機関向けに生成AIを活用した情報科目の学習補助Webアプリ「Tech Nexus(テックネクサス)」を開発し、11月1日より提供を開始した。同アプリは日本のIT人材不足という社会課題に対し、教育現場からのアプローチで解決を図るべく開発されたという。
Tech Nexusは、小中高の教育機関に特化した生成AI活用型の学習補助Webアプリ。学習指導要領に準じたオンライン教材と、個人・チーム向けの演習問題を利用し、情報科目の学習を進めることが可能。小中高のレベルに合わせたAIチャット機能も搭載しており、不明点を質問できる。
小学校・中学校の探究学習で使用する場合、「生成AI入門」「情報リテラシー」など授業にそのまま使える教科書スライドのダウンロードが可能。また、高校の新設科目である「情報Ⅱ」については、授業でそのまま使える教科書スライドに加え、4つのコースに分かれた年間授業計画とルーブリックも使用できる。これにより、授業計画の策定に苦慮する教員の負担軽減をサポートする。
Tech Nexusの主な特徴は以下の通り。
小中高、それぞれのレベルに合わせた教材を用意
小学校・中学校の探究学習に使えるものから、高校の「情報Ⅱ」の授業に即したものまで、それぞれのレベルに合わせたさまざまな教材を用意している。

授業準備の負担を軽減
授業で使える教科書スライドをダウンロードできるため、教材作成が不要となり、授業準備にかかる負担を軽減する。演習問題により知識の定着も図れる。

小中高のレベル別に生成AIチャット機能を実装
教科書や演習問題で不明な点があれば、AIチャットに尋ねることで、その場で回答を得られる。

チーム活動による学習で理解を促進
チーム活動での学習に対応しており、教科書を通じたインプットや練習問題を通じたアウトプット、AIによるサポートと共に、学び合いを通じて理解を深め、知識の定着を促進する。

なお、Tech Nexusの提供開始時点では「プログラミングコース」の利用が可能であり、「データサイエンスコース」「情報セキュリティコース」「高度システム開発コース」は今後順次リリースを予定している。現在、ローンチを記念した無料トライアルキャンペーンも実施されている。
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