学校と民間を行き来するキャリア──「また先生になりたい」を叶える仕組みとは?
未来の学校現場考──教員のサステナブルな働き方を考える 第11回

教員を辞めた後も、「また子どもと関わりたい」「やっぱり教えることが好き」と、もう一度教壇に戻りたいと考える人は少なくありません。一方で、制度上は戻る道があっても、実際に復職する先生は多くないのが現状です。教員免許を持っていれば、教壇に戻ることは制度上可能です。臨時的任用や講師としての復帰はもちろん、正規教員としての再採用も可能で、退職した元教員を対象にした「カムバック採用」を導入する自治体も増えています。しかし、「もう現場についていける自信がない」と諦める人が多くいるのです。教員不足が深刻化する今、教職を「一度きりのキャリア」ではなく、「行き来できるキャリア」として再設計することが求められているのではないでしょうか。そこで今回は、教員のキャリア支援に取り組むクジラボ代表の森實泰司さんに、学校を行き来するキャリアについてお話を伺いました。
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津田 迪加(ツダ ユカ)
公立小学校教員を11年経験後、教育の現場で培ってきた傾聴スキルや言語化スキルを生かし、フリーランスライター・編集者として活動中。株式会社クジラボに2021年創業時より携わり、教員向けイベントの企画・運営も行う。
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