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Z世代に聞いた「理想の学校」──「居心地がよく、学びやすい環境が整っている」が半数超に【プレマシード調査】

 通信制高校の紹介サイト「Go通信制高校」を運営するプレマシードは、新型コロナ禍に学生生活を送っていた15〜22歳の男女を対象に実施した、「Z世代の理想の学校調査」の結果を9月25日に発表した。同調査は、8月8日〜18日の期間に行われ、600名から回答を得ている。

 調査対象者に、自身にとっての「理想の学校の環境・コミュニティ」の条件を尋ねたところ(複数回答)、「居心地がよく、学びやすい環境が整っている(周辺環境・設備など)」(54.8%)がもっとも多い結果となった。「自分のペースで学べる」(54.3%)、「相談しやすい教員や大人がいる」(44.8%)、「自由度が高い」(36.8%)がそれに続いた。

 自身にとっての「理想の学校の勉強」の条件を尋ねた質問(複数回答)では、「教え方がわかりやすく、やる気を引き出してくれる教員がいる」(50.3%)が最多となった。以下「将来や社会につながる学びができる」(40.5%)、「主体的に学ぶことができる」(34.8%)、「得意なことを伸ばせるカリキュラムがある」(34.7%)が続いている。

 勉強に対してやる気が出るのはどのようなときかを尋ねたところ(複数回答)、「目標があるとき(受験・資格など)」(55.3%)がもっとも多く、「成果が目に見えるとき」(39.0%)、「自分の得意な教科や内容のとき」(38.7%)、「自分の興味がある教科や内容のとき」(38.0%)がそれに続いた。一方で、「ごほうびがあるとき」や「教員や親に褒められたとき」を挙げる回答は20%以下に留まっている。

 自身の夢を叶えるために必要だと思う学びを尋ねた質問(複数回答)では、「一般常識・社会のルールやマナー」(57.0%)が最多となった。以下、「5教科(国語・数学・理科・社会・英語)の基礎学力」(46.3%)、「プレゼン力・コミュニケーション力」(39.5%)、「お金の知識(金融リテラシー・家計管理・投資の基礎など)」(38.8%)がそれに続いた。

 AIツール、アプリ学習について感じていることとしては(複数回答)、「自分のペースで学べるのがよい」(48.3%)がもっとも多かった。続いて、「わかるまで何度でも教えてくれるのが助かる」(31.0%)、「わからないことも『調べて終わり』になりがち」(20.0%)、「学習履歴やフィードバック機能で成長が実感できる」(19.2%)となっている。

 人と関わるときに「ちょうどよい」と感じる多様性・価値観のスタンスを尋ねたところ(複数回答)、「自分と違う考え方も尊重したい」(43.3%)が最多となった。「無理に共感せず、それぞれを大事にしたい」(41.2%)、「価値観が合わない人とは無理に関わらなくてよい」(37.2%)、「相手の考えを知ることに興味がある」(31.7%)がそれに続いた。

 「もっとつながりたい」と感じる人はどんな人かを尋ねた質問では(複数回答)、「話をちゃんと聞いてくれる人」(52.8%)、「同じ趣味を持っている人」(49.5%)、「共感してくれる人」(47.2%)、「面白いことを言う・教えてくれる人」(45.2%)が上位となっている。

 孤独に感じたり悩みがあったりする際に、もっとも相談しやすい相手を尋ねたところ、「母」(28.3%)がもっとも多く、「友人」(27.7%)、「生成AI(ChatGPTなど)」(6.3%)、「きょうだい」(5.5%)がそれに続いた。

 生成AI(ChatGPTなど)に悩みを相談したことがあるかを尋ねた質問では、「ある」という回答が44.7%に達している。性年代別でみると、15〜18歳の女性(55.1%)では「ある」という回答がとりわけ多いものの、15〜18歳の男性では21.1%に留まった。

 生成AI(ChatGPTなど)に悩みを相談したことが「ある」と答えた人に、相談したあと参考になったかなど、あてはまる項目を選んでもらったところ(複数回答)、「聞いてもらえて気持ちが楽になった」(51.9%)が最多となった。以下「参考にしただけ」(50.7%)、「人には話せないことを吐き出せてよかった」(31.0%)、「新しい視点や考え方を得られた」(29.5%)が続いている。

 性年代別でみると、女性は「聞いてもらえて気持ちが楽になった」という回答の割合が高い。また19〜22歳の男性では、「新しい視点や考え方を得られた」を挙げる回答が45.5%となり突出して多かった。

 同じく、生成AI(ChatGPTなど)に悩みを相談したことが「ある」と答えた人に、相談したのはどのような悩みで、どのような回答が返ってきたのかを自由に答えてもらった質問では、「昔の恋人や好きだった人を忘れられないことについて相談した。回答というほどではないが、たくさん話を聞いてくれた」「人に言えない悩みをどうすればいいか相談すると、話せる友だちを待つことも大事だと返ってきた」「コンプレックスに関して相談した時、自己肯定感が上がるような言葉や丁寧なアドバイスをくれた」といった回答が寄せられている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/13047 2025/09/27 07:00

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