ミエタは、同社の提供する社会実践型の探究学習サービス「MIETAN」について、東京都が取り組む「ファーストカスタマー・アライアンス(公共調達参入促進・自治体連携事業)」の認定事例カタログに掲載されたことを、9月18日に発表した。

今回、同社が2023年度「東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に取り組んだことにより、認定事例カタログに掲載された。この掲載を通じて、「ファーストカスタマー・アライアンス」に参画している自治体は、入札によることなく「MIETAN」の調達が可能となる。
「MIETAN」では、探究・進路指導コーディネーターの派遣を通じて、学校の「探究的な学び」や「キャリア(進路)学習」に関するさまざまな校務支援サービスを提供している。

具体的に、探究学習などのカリキュラム改定支援では、各校の特色教育を形作るべく、探究学習に関するカリキュラム全体像や方向性の改定、および全学年に対して総合探究科目や各科目における探究学習の流れの策定、各単元の授業計画・運営のサポートを提供する。
さらに進路指導・大学入試対策指導支援では、総合型/学校推薦型選抜入試を見据えた高校の体系的な進路指導カリキュラムの策定、および各学年に対する進路指導の授業計画・運用支援、大学入試に向けた学年全体対象の講義や集団個別指導形式の対策指導を行う。

東京都が取り組む「ファーストカスタマー・アライアンス」は、入札によることなく製品などを調達できるようになる政策目的随意契約制度を活用したもの。全国の自治体とともに、スタートアップの製品などの公共調達促進を図ることを目的とする。
同事業には、「環境」「防災・安全安心」「子育て・教育」「産業・ビジネス」といったさまざまな領域から、58の製品・サービスが認定されている。参画する自治体は、8月31日時点で前橋市、長野県、静岡市、豊橋市、堺市、福岡市、文京区、墨田区、大田区、渋谷区、八王子市、新島村、八丈町、東京都となっている。
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