チエルは、Chromebookに対応したWebフィルタリングツール「InterCLASS Filtering Service(インタークラス フィルタリングサービス)」を、Ver.6.2にバージョンアップすることを1月7日に発表した。
今回のバージョンアップでは、子どもが不適切な書き込みや検索を行った際に、管理者へアラートメールが送信される「安心入力機能」が強化された。そのほか、Google Workspaceのアカウント・デバイス管理ツール「InterCLASS Console Support(インタークラス コンソールサポート)」との連携強化が行われた。
「安心入力機能」の強化では、暴力的な言葉や不適切な表現などに該当する100以上のワードリストから、チェックボックスで選択するだけで検知・規制したいワードを登録できる。この強化によって、ワードの選定や登録にかかる業務負担が大幅に軽減されるとともに、「安心入力機能」の円滑な利用開始が可能になる。
「InterCLASS Console Support」との連携強化では、同ツールで登録・削除したユーザー情報を「InterCLASS Filtering Service」に自動で同期できるようになった。これまで、それぞれの製品で行う必要があった登録作業にかかる時間が、大幅に短縮される。
そのほか、「InterCLASS Console Support」上で「夜間定期同期」をオンにすると、Google管理コンソール上で登録・削除したユーザー情報が夜間に同期され、翌日には「InterCLASS Filtering Service」に反映される。Google Workspaceのユーザー管理が一元化されることで、年次更新処理や期中での転出入対応といった業務のスリム化・作業効率の向上が期待できる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア