井之頭学園 藤村女子中学・高等学校と片柳学園 日本工学院専門学校は、教育連携に関する協定の調印式を12月6日に日本工学院蒲田キャンパス(東京都大田区)にて実施した。
調印式では、藤村女子中学・高等学校の理事長である高橋あゆち氏と、日本工学院専門学校の理事長である千葉茂氏が協定書に署名を行うとともに、今後の教育連携に向けて両校で活発に意見交換が行われている。
今回の教育連携に関する協定締結にあたって、千葉氏は「AIにイメージを伝えるだけで作品ができてしまう時代となりました。こうした時代だからこそ、人として何ができるのか、何をするのかということが、大きな価値を持つことになります。藤村女子と連携し本学生が学んだ知識を活かす場も出てくる。それが両校の生徒、学生にとって大きな財産になると信じています」とのコメントを寄せた。
一方、高橋氏は「本校では2027年4月の学校改革を踏まえ、生徒一人ひとりのキャリアからの逆算を軸とした教育に力を入れていきます。日本工学院様との提携を通して、本校生徒の10年先、20年先のキャリアを真剣に見据え、生徒自身の豊かに生き抜く力を育むことのできる中高一貫校を目指し、より一層魅力ある高等教育機関への接続を図っていきたいと考えています」と述べている。
今回の提携によって、藤村女子中学・高等学校では授業をはじめ文化祭などのイベントにも専門学生の力を借り、生徒が一生の思い出を作ることを目指す。また、それらの授業やイベントがスペシャリストを目指す学生のアウトプットの機会となることで、両校のさらなる発展へとつなげる。
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