ベネッセコーポレーションは、同社が提供する小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」を活用して授業や校務のDX推進にチャレンジしている教員(学校に在籍する教員および教育委員会の教員)を対象にした交流制度「ミライシードDXエデュケーター」の募集を開始することを、7月5日に発表した。
「ミライシードDXエデュケーター」は「ミライシード」を活用した授業実践など自身の取り組み事例を生かして、所属エリアの教員同士の学び合いや相互に刺激し合える環境づくりに参画することで地域の教育力向上に貢献することを趣旨とした、教育DXの推進にチャレンジする教員の交流制度。
同社の小中学校支援事業では、自治体・学校の課題解決のパートナーとなることを目指して個別のニーズに合わせた柔軟な支援に取り組んでいる。長年培ってきた教育関連事業のノウハウをもとに、ICTの活用や英語教育、プログラミング教育など多様化する学習・指導環境に対応する教育ソフトや各種教材の提供から包括連携協定など総合ソリューションの提案まで、さまざまな活動を行っている。
これらの支援の重要な要素に、地域の教育力を高めるための、教員の知見の共有を推進する活動がある。同社では、小中学校支援事業の基盤となる「ミライシード」を活用し、多様な「ミライの教育」の創造に取り組む教員を「ミライシードDXエデュケーター」と定めている。
「ミライシードDXエデュケーター」は年に3回募集予定で、今回は第1期の募集となる。募集期間は8月31日までで、活動期間は1年間(継続の際は更新手続きが行われる)。おもな活動内容は以下の通り。
- 各エリアで開催されるDXエデュケーター同士の交流会
- 実際の授業を題材にした勉強会
- 「ミライシード」の新企画開発に関するヒアリングへの協力
募集対象は、小中学校(公立・私立)に在籍する教員または教育委員会の教員で、かつタブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」を活用して授業や校務のDX推進にチャレンジしている人。教員としての経験年数や教科は問わない。応募は「ミライシードDXエデュケーター」の紹介ページ内に設置されているフォームから受け付けている。
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