みんなのコードは日本財団の助成のもと、「未来の学校教育を考える円卓会議 ~ 学校・行政・アカデミア・民間企業…みんなでデザインする情報教育~」を、12月2日にベルサール西新宿(東京都新宿区)で開催する。参加費は無料。
2030年代の情報教育をつくっていくため、同団体は教員、教育行政、学識経験者、企業らとともに活発な議論がなされる必要があると考えている。
次期学習指導要領改訂に向けては、2024年ごろから文部科学省の中央教育審議会で、2030年代の教育に関する議論が本格化することが予想されている。そのため、同団体は2023年度を「関係者が一丸となって2030年代の情報教育の重要性を議論する等の提言活動を加速させるべき重要な一年」と位置付け、多くの関係者と対話を重ねてきた。加えて、情報教育関係者同士のつながりも創出してきた。
これらの取り組みを土台に、関係者が一堂に会し、それぞれの専門領域を超えて課題や取り組みの共有を行う場として「未来の学校教育を考える円卓会議」を開催する。同会議では、それぞれの関係者が「社会の変化を見据えた学校現場の挑戦」「デジタル時代のものづくり」「AI時代の学びのあり方」などについて提言する。
開催日時は12月2日の15時~18時30分。参加には事前申し込みが必要。
当日の流れ
第1部:トークセッション
- 文化庁 次長 合田哲雄氏
- 株式会社PKSHA Technology 代表取締役 上野山勝也氏
- 特定非営利活動法人みんなのコード 代表理事 利根川裕太氏
第2部:「未来の教育について」プレゼンテーション
- 公立はこだて未来大学 教授 美馬のゆり氏
- 印西市立原山小学校 校長 松本博幸氏
- アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パブリックセクター教育事業本部 初等中等教育/EdTech営業部 アカウントエグゼクティブ 尾島菜穂氏
- 現代美術作家/ミミミラボ コーディネーター 吉川永祐氏
第3部:参加者によるネットワーキング・ワークショップ
教育に関わる人々がファシリテータとなり、参加者同士で意見交換を行う。
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