【新しいコンピュータ教室】ハイスペックPCや3DプリンターをPBLに活用──埼玉県戸田市「STEAM Lab」
GIGAスクール構想時代のコンピュータ教室 第1回
GIGAスクール構想により1人1台端末が整備され、従来のコンピュータ教室の在り方が問われている。コンピュータ教室を廃止する自治体もある中、2022年12月、文部科学省は「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末環境下でのコンピュータ教室の在り方について」の通知を発出。従来のコンピュータ教室を更新し、機材の高性能化やファブスペースを整備する例を提示した。それに先駆けて埼玉県戸田市では企業と連携し、2021年の戸田東小学校・中学校の校舎建て替えに伴い、高性能の機器がそろう教室「STEAM Lab」を校内に設置。ハイスペックPCや3Dプリンター、大型提示装置を備えたこのSTEAM Labは、PBL(プロジェクト型学習)などで活用されている。本稿では教室を紹介するとともに、戸田市教育委員会の布瀬川裕貴氏と戸田東小学校校長の髙橋博美氏に、新しいコンピュータ教室の活用方法をお聞きした。
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相川 いずみ(アイカワ イズミ)
教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、教育におけるデジタル活用を中心に、全国の学校を取材・執筆を行っている。渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足しプログラミング体験教室などを開催したほか、シニア向けサポートを行う渋谷区デジタル活用支援員としても活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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