EDUCOMは、同社が提供する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th(以下、C4th)」において、学校・教育委員会が自校・自治体全体の情報をサマリとして閲覧できるダッシュボード機能をリリースすることを、9月28日に発表した。
文部科学省は、2023年3月に発表した「GIGAスクール構想の下での校務DXについて~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」において、GIGA端末の活用を通じて生まれつつあるデータの利活用が課題の一つであるとし、特に児童生徒や学校の重要情報を一画面に統合して活用しやすくする機能(ダッシュボード)の開発ならびに普及の重要性について言及した。
この度同社ではすでにリリースされている学級単位、児童生徒単位のダッシュボードに加え、学校単位、自治体単位での情報を一画面で閲覧できるダッシュボード機能を開発した。
今回学校向けに学校全体の状況を俯瞰できるダッシュボードおよび教育委員会向けに自治体内の学校全体の状況が俯瞰できるダッシュボード機能がリリースされることにより、「C4th」では以下のダッシュボードが利用できる。
同社は文部科学省の「次世代の校務デジタル化推進実証事業」に採択され、クラウド時代の校務DX課題の解決に取り組んでいる。同事業では「C4th」と学習eポータルを連携させて、学習eポータルに蓄積されたスタディログなどを今回リリースしたダッシュボード上でも閲覧できる機能の実装を検討している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア