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EDUCOMの「C4th」、保護者連絡サービス「tetoru」との児童生徒・教職員名簿情報の連携機能をリリース

 全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供するEDUCOMは、同社が提供する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th(エデュコムマネージャーシーフォース、以下C4th)」が、Classiが提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」との児童生徒・教職員名簿情報の連携機能をリリースすることを、7月26日に発表した。

 文部科学省が3月8日に発表した「GIGAスクール構想の下での校務DXについて ~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」では、ICTを「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に必要不可欠なツールであるとともに、教員の長時間勤務を解消し、学校の働き方改革を実現する上でも極めて大きな役割を果たしうるものと位置付けた。

 こうした文部科学省の提言を受け校務のICT化が加速する一方、複数のシステムを利用することでそれぞれのシステム上で名簿情報の入力・管理作業が生じ、教員の負担が大きくなっている。この課題の解決に寄与するため、両社はアカウント管理の負担を軽減し、学校現場の働き方改革に貢献する名簿連携機能のリリースに至った。

 「C4th」と「tetoru」の名簿連携機能の概要は以下の通り。

  • 「C4th」に登録した児童生徒・教職員の名簿情報が、API連携により毎日自動で「tetoru」に反映される。
  • 新入生の入学時、「C4th」への名簿情報入力のみで「tetoru」への名簿情報登録作業も完了する。
  • 年度更新時や児童生徒の転入時に、「C4th」への名簿情報入力のみで「tetoru」の名簿情報変更作業が完了する。

 「tetoru」単体は無料で導入・利用できるが「C4th」とのデータ連携を利用する場合は、オプション契約が必要。「C4th」とのデータ連携を希望する場合は自治体単位での申し込みが必要となる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/9789 2023/07/27 06:00

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