日本マイクロソフトは、同社が実施する「マイクロソフト認定教育イノベーター（Microsoft Innovative Educator Expert：MIEE） 2023-2024 プログラム」の認定者の募集を5月10日に開始した。同プログラムは教務や校務でICTを活用する教育関係者を支援するもの。募集期間は6月26日まで。
MIEEは、教育現場におけるテクノロジー活用を先導する教育者が集まり、新しい教育を作り出すマイクロソフト公式のプログラム。認定者は毎年9月から翌年8月までの1年間で「Microsoft 365」を使用した実践や、最新の授業研究の共有を通してスキル向上を目指す。また、MIEEコミュニティや外部メディアで研究活動発表と周知も行う。
認定者は実践時に同社より支援を受けられる。支援内容は以下の通り（変更される可能性あり）。
- 認定教育イノベーターへの登録（Web掲載）
- 「Office 365 Education」の利用
- 「教育版マインクラフト」の利用
- 認定者を対象にした研修の提供
- 認定者登壇のセミナーやイベントの周知、同社オフィス内セミナールームの貸与（条件あり）
- PC端末の貸与（期間や台数に規定あり）
また、認定者は必須の活動として「Microsoft 365 Education」を中心とした教育活動を、ほかの教育者へ発信・共有する必要がある。
募集対象は、日本国内の初等中等教育および特別支援教育を行う学校にてICT活用の実践を行っている教育関係者（学校の教職員や教育委員会関係者、教育に関する研究者、ICT支援員など）。定員は500名で、応募時の費用は無料。募集期間は5月10日〜6月26日で、認定結果の通知は7月下旬を予定している。また、活動期間は9月1日〜2024年8月31日となる。事前に「応募時の質問」に対する回答を用意した上で、専用フォームから応募する必要がある。
なお、同プログラムでは認定にあたって審査が行われる。認定条件は以下の通り。
- ICTを活用し、情熱的に授業や校務の改善を実践していること
- 上記の活動に関する自身の実践情報がインターネット上で公開されていること、または、他の教育者へ情報発信、実践共有をしていること
- 少なくとも2つのコアツール（Teams、OneNote、Forms、教育版マインクラフト、Flip）を定期的に使用していること
さらに応募説明会も行われる。日時は5月27日の18時〜18時30分と、5月29日の19時〜19時30分の2回開催で、両日とも同じ内容となる。申し込みは不要で、開催時刻に専用の視聴ページから参加できる。
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