テクノホライゾンは、双方向コミュニケーションの活性化で新たなコラボレーションを創出する「一体型電子黒板xSync Board(バイシンクボード)」を5月に発売する。価格はオープン。
「xSync Board」は、映す・書く・保存する・共有するという4つの基本的な機能を1台に搭載し、スピーディーな意思疎通・外部ゲストとの円滑なコミュニケーションが可能になるオンライン授業向けアプリや、QRコードによる資料共有機能なども搭載している。さらに、個々の意見や考えの違いから新たな学びや発見につなげられるよう、最大9画面分割表示できる画面ミラーリング機能と、次世代のネットワーク環境に対応するWi-Fi 6も搭載している。
主な特徴は以下の通り。
(1)柔軟性と使いやすさを追求した機能性
直観的操作が可能
電源スイッチをONにするとすぐに起動でき、ホーム画面には主要なアプリが配置されているため、初めてでも使いやすいユーザーインターフェースとなっている。また、表示している資料の上から付属のペンや指で書き、手のひらで消すという直観的な操作ができる。
選べるサイズラインナップ
人数やスペースに応じて55インチ・65インチ・75インチ・86インチの4サイズの中から大きさを選択できる。また、設置方法も標準的なキャリアブルスタンドや昇降スタンドなど、設置場所に合わせて使用することができる。
4Kタッチディスプレイ標準搭載
4Kタッチディスプレイを標準搭載しており、資料や写真を拡大しても鮮明に表示・操作ができる。
時代に合わせた入出力端子
HDMI、USB2.0・3.0、Type-Cの端子を搭載しており、パソコンやタブレットからの画面表示に加え、カメラ、マイク、USBメモリなどのさまざまな機器と接続ができる。また、HDMI-OUT端子を搭載しているため、Web配信用の機材として活用することもできる。
(2)デジタル化による効率化
デジタルツールによるプロセスの最適化をすることで、よりスムーズなコミュニケーションや業務の効率化を実現することができる。
すぐに使えるホワイトボード機能
付属の専用ペンのほか、指による操作も可能。また、すぐに使えるホワイトボード背景や、教科ごとに用意された同社オリジナルの専用素材集があり、用途に合わせて活用できる。
写真や資料への書き込み機能
パソコン画面や写真などの上から手書きで追加情報の書き込みができる。
(3)デジタルデータのスムーズな保存と共有
ワンボタンで撮れるスクリーンショット
書き込んだ情報を画像としてすぐに保存できる。また、表示している資料ごと画像化できるため、ミーティングや授業の内容をその場で議事録や授業記録として残すことができる。
さまざまなデータ保存形式を選択可能
作成した内容の記録は、画像データ、PDF、ホワイトボード専用ファイルの3つの形式で保存できる。
クラウドへのファイル保存にも対応
電子黒板の内蔵メモリに加え、Google CloudやOneDriveといったクラウドサービスへの保存にも対応している(インターネットへのアクセスが必要)。
(4)コラボレーションの促進
情報共有やコミュニケーションの円滑化を図る機能が搭載されており、双方向コミュニケーションの活性化を促進する。
画面ミラーリング
スマートフォンやパソコンの画面をワイヤレスで画面に表示でき、大画面に映すことで共有しながら確実な認識合わせができる。
ボタンワンプッシュで書画カメラ連携が可能
「xSync Board」のフロントUSBポートは同社の4K書画カメラと接続できる。書画カメラの利用により、紙の資料や実物を4K解像度で大きく提示して全員で共有することが可能な上に、「xSync Board」上から拡大/縮小、ピント合わせ、キャプチャといった書画カメラの操作ができる。
QRコード共有機能
表示している画面や、保存したスクリーンショット・PDFファイルをQRコード化し、その場で個人の端末に共有できる。
Zoom遠隔会議に対応
Zoomとつながるオンライン授業・会議アプリ「EZT」を搭載しているため、「xSync Board」からZoom会議に参加できる。また、マイクやカメラを集約することで、「xSync Board」1台のみで遠隔授業・会議に対応可能。
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