Waffleは、アメリカのNPO団体であるGirls Who Code(ガールズ・フー・コード)が提供する家庭学習用プログラミング教材「CODE AT HOME METEOR CATCHER GAME SERIES」を、日本の女子およびジェンダーマイノリティの中高生や大学生に向けて、日本語に翻訳したことを2月22日に発表した。
今回、翻訳した「METEOR CATCHER GAME SERIES(流星キャッチャーゲーム)」は、JavaScriptのライブラリであるp5.jsを通じゲームを作成できる教材となる。Webブラウザ上のエディタを利用することで、パソコンのスペックに関係なく楽しめる。
これまでは、エンジニアとして働く人に男性が多いことから、プログラミング教材や技術書などは男性向けコンテンツが多いという課題があった。そこでGirls Who Codeでは、教材ごとにテクノロジー分野で活躍するロールモデルを紹介するなど、従来の教材にはないジェンダーギャップの解消に向けた配慮がなされている。
今回の翻訳は、Girls Who Codeの教材が良質であるにも関わらず、英語に苦手意識のある日本の中高生・大学生にとっては利用に際しての敷居が高いことから、より多くの人に学んでもらうことを目指して有志の日本語翻訳ボランティアチームを結成し、取り組んだという。利用にあたっては、「METEOR CATCHER GAME SERIES」の英語サイトから日本語版をダウンロードする仕組みとなっている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア