グローバルプロデュースのグループ会社であるグローバルメタバースは、メタバース利用経験がある中学・高校生を対象に実施した、中高生のメタバース経験に関する実態調査の結果を、11月15日に発表した。同調査は、10月17日~19日の期間に行われ、101名から有効回答を得ている。
調査対象者に、どの程度の頻度でメタバースを利用しているかを尋ねたところ、「毎日」が17.9%、「週に数回程度」が15.8%、「週に1回程度」が15.8%だった。
おもに利用しているメタバースの内容を尋ねた質問(複数回答)では、「ゲーム」が64.4%、「ライブやイベント」が39.6%、「ショッピング」が31.7%となっている。
メタバースを利用して感じる面白さや特徴としては(複数回答)、「遊び方に決まりはなく、空間の中で思いのまま過ごすことができる」(47.5%)がもっとも多く、「リアルの自分とは違う自分になれる」(45.5%)、「年齢・性別・人種など関係なく様々な人たちと交流できる」(33.7%)、「リアルではできない体験ができる」(33.7%)がそれに続いた。
その他のメタバースを利用して感じる面白さや特徴について、自由に答えてもらったところ、「世界中のさまざまな人たちと出会える」「使い方がとても簡単」といった意見が寄せられている。
今後、どのような分野でメタバースが浸透してほしいと思うか、当てはまるものを選んでもらった質問(複数回答)では、「仕事」(55.4%)、「教育」(54.5%)、「ゲーム」(54.5%)が上位を占めた。
今後、メタバースが浸透してほしい分野として「仕事」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「通勤が不要になるため」(76.8%)が最多となり、以下「新しい仕事が生まれるため」(53.6%)、「居住地に関係なく働くことができるため」(51.8%)が続いている。
今後、メタバースが浸透してほしい分野として「教育」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「ゲーム感覚で学ぶことができるため」(60.0%)がもっとも多く、「登下校中の事件や事故がなくなるため」(56.4%)、「他者に対する心理的抵抗がなくなるため」(56.4%)がそれに続いた。
メタバースの面白い使い方を、自由に答えてもらったところ、「メタバース結婚式」「物理シミュレート」「選挙」といった回答が寄せられている。
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