スプリックスは、同社が運営するオンライン個別指導塾「そら塾」が、同塾で受講する生徒の保護者を対象に実施した、オンライン学習時の通信環境に関する意識調査の結果を8月4日に発表した。同調査は、6月18日~7月4日の期間に行われ、652名から有効回答を得ている。
調査対象者に、オンライン学習時の通信環境に満足しているかを尋ねたところ、「非常に不満」と「不満」を合わせた割合は約11%に留まった。
オンライン学習時における通信環境に不満を抱いていると答えた人に、具体的な不満の内容を尋ねた質問では、「回線速度の遅さ」が約50%でもっとも多かった一方で、「費用が高いから」は約9%に留まっている。
同じく、オンライン学習時における通信環境に不満を抱いていると答えた人に、通信環境を変更する予定があるかを尋ねたところ、「予定がある」という回答は約1%に留まり、約75%は通信環境を変更する予定はなく、現状の回線を維持すると回答した。
通信環境を変更しない理由としては、「我慢できないほどではないから」(約35%)が最多となり、以下「最適な通信環境がわからないから」(約28%)、「費用がかかるから」(約24%)が続いている。
オンライン学習時に、誰の通信機器(スマートフォンやタブレット端末)を利用しているかを尋ねた質問では、「子ども自身の機器」が約70%を占めた。
世代別では、「子ども自身の機器」を利用しているという回答は、小学生では48.8%に留まったものの、中学生では約70%、高校生では85.0%となっている。
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