エー・トゥー・ゼットは、長野県内の公立小学校を対象に、アイードのAI評価システム「CHIVOX(チボックス)」を導入した英語スピーキング評価AI「英語パフォーマンステスト」の提供を9月より開始することを、7月21日に発表した。
編集部注
情報元より、発表時点でのプレスリリースにおいて一部、事実と異なる記載があったとの報告があったため、システム導入条件の記載部分を削除させていただきました。(2022/8/10 18:36)
小学校向けの英語パフォーマンステストにおいて、実践している自治体や学校、対応しているシステム自体が極めて少ないという市場環境を踏まえ、エー・トゥー・ゼットはアイードとの共同開発を開始。これまで甲信越エリアの147校(2022年7月時点)へALT(外国語指導助手)派遣を行う中で蓄積してきた小学生の英語教育におけるノウハウと、英語スピーキング評価AIとして教育現場で広く導入されている「CHIVOX」を連動させて、小学生の英語教育のさらなる支援が可能な本システムを開発した。
本システムの導入により、AIを援用したスピーキング(やり取り、発表の2領域)テストの採点および評価が可能となる。本システムには、タブレット、PCが必要となる(個別で確認が必要)。
「英語パフォーマンステスト」導入により期待できる効果は以下の通り。
-
採点基準の客観性、公平性の担保
- 国立教育政策研究研、学習指導要領に沿った問題構成、評価観点で採点
- 採点結果の可視化と均質化
-
教師の工数削減
- 採点/評価業務の効率化
- 採点/評価業務時間の削減
-
授業改善の向上
- 学習効果の可視化
- 授業改善のポイントが明確化
現在、2自治体での導入が決定しており、今後も県内の公立小学校での導入支援を進める予定となっている。エー・トゥー・ゼットは、本システムを通じて、小学生の英語教育において課題となる採点基準の客観性と均質化、そして教師負担の軽減を支援し、「指導と評価の一体化」の実現を目指す。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- 修正履歴
-
- 2022/08/10 18:38 内容を一部修正しました。
この記事をシェア