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野村ホールディングス、金融教育の出張授業などを行う小中高生向け夏季プログラムの開催地域を拡大

 野村ホールディングスは、小中高生や大学生に加え、保護者の間でも金融・経済教育への注目が高まっていることを受け、お金や金融について学べる夏季プログラムの開催地域を拡大することを7月19日に発表した。

出張授業の様子(イメージ)
出張授業の様子(イメージ)

 同社は、国内の小中学生から大人まで、幅広い世代を対象とした金融・経済教育に90年代から取り組んでいる。2022年4月1日に金融・経済教育に関わる機能を集約し、幅広い世代にコンテンツを提供することを目的としてファイナンシャル・ウェルビーイング室を新設。野村證券国内店舗においては、部店長を責任者とする「ファイナンシャル・ウェルビーイング推進チーム」を設置し、出張授業を中心とした金融・経済教育プログラムを地域の特性に応じた多様な受講者層に提供している。

 今回、夏休みの宿題や自由研究などの学習機会を金融・経済教育につなげたいとの要望が多く寄せられたことを受け、小中高生向け夏季プログラムを拡大し、出張授業やキッズイベント・親子教室などを東京本社・大阪支店に加えて、豊中支店、津支店、川越支店、厚木支店、浦和支店、金沢支店など各地で開催することとなった。2022年7月から9月末までの受講者数は、約7500人となる見通し。

 同社が小中高生向けに、無償で提供している出張授業プログラムの例は以下の通り。

小学生(高学年)向け出張授業「まなぼう教室」

 児童向けに経済や社会の仕組みを教える体験型授業。「為替」をテーマにした授業では、通貨の種類や為替レート、円高円安が貿易に与える影響などについてわかりやすく解説し、為替変動を体験できるゲームを実施する。「株式」をテーマにした授業では、金融の専門家の立場から経済社会における株式の仕組みや社会的意義などについてわかりやすく解説し、株式模擬売買を体験できるゲームを実施する。

中学生向け出張授業「投資って何?」

 投資決定をするプロセスを学びながら、同時に自立した個人としての「意思決定」する力を養うことを狙いとしたプログラムを実施。また、要望により、証券会社の仕事の紹介などキャリア教育に対応した授業も行っている。

高校生向け出張授業「自分の将来とお金の話」

 生活設計と資産形成に必要な基礎知識を、ワークショップを通じて解説。将来のライフプランを考え、その実現に向けて準備することの大切さを学べる。

 なお、本プログラムの実施においては、出張授業プログラム実施概要を確認の上、出張授業への問い合わせフォームからの申し込みが必要。

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https://edtechzine.jp/article/detail/7886 2022/07/25 11:30

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