アフレルは、数学・制御・ロボットを活用したシステム開発実践教材として、高校「共通教科情報II」向けに「AI・データサイエンス入門」スターターセットA、工業高校向けに「AI・制御プログラミング」スターターセットAの2種を、7月6日に発売した。
「AI・データサイエンス入門」スターターセットAは、ミカンの仕分けを題材に、「SPIKEプライム」を使った体験学習を実現しており、三平方の定理「K近傍法」に基づいて生徒自身がアルゴリズムを考え、機械学習プログラムを作成する。
機械学習の進行過程をグラフ表示することで、アルゴリズムの動きを可視化し、さらにその成果となるロボットの動きと合わせて、AIの仕組みの理解を飛躍的に高められる。
7月27日17時~17時30分と、8月3日14時~14時30分には、「AI・データサイエンス入門」教材の発売にともない、ロボットが機械学習する様子を動画で解説し、教材の特徴とメリットを紹介する「【共通教科情報科「情報Ⅱ」対応】ロボット×PythonでAIの仕組みを学べる実習型カリキュラム教材紹介セミナー」を開催する。
そのほか、同教材の教員用授業ガイドのサンプルを公開している。
税込価格は46万9260円。
「AI・制御プログラミング」スターターセットAは、課題研究や制御実習に合わせた内容となっており、「SPIKEプライム」を使った工場のパーツ仕分けを題材にした体験学習を実現する。「Teachable Machine」を用いて大量の3D画像データの自動収集を行い、生徒自らがAIモデルを作成して制御理論をもとにロボットアームの動作を最適化するプログラミングによって、課題解決を体験できる。
ブラックボックスとなりがちな機械学習の判断基準を数値として見える化し、蓄積データから学習進行過程と判断状況を見える化することで、生徒自身がAIプログラムをチューニング可能となり、仕分け精度を高められる。
こちらも、同教材の教員用授業ガイドのサンプルを公開している。
税込価格は23万2650円。
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