イー・ラーニング研究所は、20~50代の子どもを持つ保護者390名を対象に実施した、「2022年:ゴールデンウィークなどの長期休暇の学習に関する調査」の結果を4月21日に発表した。同調査は、3月3日~27日の期間に行われている。
調査対象者に、2021年のゴールデンウィークはどのように過ごしたかを尋ねたところ(複数回答)、「自宅でゆっくり過ごす」が圧倒的に多かった。
一方、2022年のゴールデンウィークはどのように過ごすかを尋ねた質問(複数回答)では、「特に決めていない」が約半数で最多となっている。
ゴールデンウィークなどの長期休暇で、子どもにどのような経験をさせたいかを尋ねたところ(複数回答)、「楽しく過ごせる」がもっとも多く、「非日常を味わえる」「はじめて挑戦する」がそれに続いた。
ゴールデンウィークなどの長期休暇における、子どもの学習に関する不安はあるかを尋ねた質問では、不安があるとする回答が約4割を占めている。
具体的な不安の内容としては(複数回答)、「自分で学習に取り組めるか」「計画的に学習できるか」「モチベーション維持ができるか」が上位となった。
ゴールデンウィークなどの長期休暇には、どのような学習をさせたいかを尋ねたところ(複数回答)、「苦手克服」が最多となり、以下「振り返り総括」「先取学習」「反復学習」が続いている。
新型コロナ禍になってから、子どもの学習意欲は低下しやすくなったと思うかを尋ねた質問では、低下しやすくなったと思うとする回答が6割超に達した。
子どもの学習意欲の低下の原因として考えられることとしては(複数回答)、「メリハリをつけにくくなったこと」を挙げる回答がもっとも多く、以下「自宅での学習時間が増えたこと」「切磋琢磨する友だちなどがいないこと」が続いている。
子どもの学習意欲が低下した際に、どのような学習方法の工夫が必要だと思うかを尋ねた質問(複数回答)では、「オンライン教材を活用する」「動画コンテンツを活用する」が上位を占めた。
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