スプリックスは、同社が運営するスプリックス基礎学力研究所が教員を対象に実施した、1人1台端末の活用に関する意識調査の結果を3月9日に発表した。同調査は、スプリックスが運営する教員のための授業準備情報サイト「フォレスタネット」を通じて、2021年12月24日~2022年1月31日の期間に行われ、1470名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「CBT」という言葉の認知度を尋ねたところ、認知は35.0%にとどまったものの、パソコンやタブレット端末を活用してCBTを実施したいと思うかを尋ねた質問では、66%が実施したいと回答した。
今後、1人1台端末を活用して実施したいこととしては(複数回答)、「テストへの活用」「AIドリル」「オンライン学習」が上位を占めている。
CBTの特徴のうち、興味があるものを尋ねたところ(複数回答)、「採点業務の削減」(29.2%)がもっとも多く、「問題作成の負担軽減」(19.7%)を挙げる回答も一定数みられた。また、「児童生徒個々へのフィードバック」「回答傾向の分析」も上位となっている。
授業内での1人1台端末の使用頻度を尋ねた質問では、「毎日使用している」が40.0%を占める一方で、「週1日」「ほぼ使っていない」「まったく使っていない」を合わせた割合が約30%に達した。
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