小学館集英社プロダクションは、3歳~小学2年生の子どもを持つ、全国の保護者310名を対象に実施した、新型コロナ禍での子どもの習い事に関する調査結果を、1月13日に発表した。同調査は、12月3日~9日の期間に行われている。
調査対象者に、自身の子どもが現在、習い事をしているかを尋ねたところ、約7割が習い事をしていると答えており、うち約3割がオンラインでの習い事だった。
調査対象者のうち、子どもにオンラインで習い事をさせている人に、よかったことを尋ねた質問(複数回答)では、「送迎不要で便利」(65.1%)がもっとも多く、以下「子どもの様子が見られてよい」(57.1%)、「自宅で自分の時間が持てる」(47.6%)が続いている。
オンラインで習い事をすることについては、「オンラインでの習いごとに抵抗はない」(24.8%)、「オンラインの習いごとに向いているものといないものがある」(36.1%)、「オンラインでしかできない習いごとがあると思う」(12.3%)と、全体的にポジティブな意見が多かった。
新型コロナ禍での、子どもたちの様子を尋ねたところ、「変化があった」が約6割強を占め、具体的には「運動不足」(19.7%)、「デジタルデバイスの利用時間増」(14.5%)、「就寝時間が遅くなった」(14.2%)といった、生活習慣の乱れを挙げる回答が寄せられる一方で、「場所見知りをするようになった」(11.0%)、「人見知り」「外出できないストレス」(どちらも9.7%)と、外出自粛が起因する問題がそれに続いている。
人気の習い事(オンライン・オフライン含む)は、「スイミング」(30.0%)、「英会話」(20.0%)、「ピアノ(音楽系)」(19.0%)が上位を占めた。なお、「プログラミング」は5.5%に留まっている。
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