ECCは、中学校・高校が対象の、VR(仮想現実)を活用した新サービス「VR留学体験プログラム」の販売を、1月11日に開始した。
コロナ禍でも約4割の高校生が海外留学に興味を持つなど、若年層の海外や留学への興味関心は高い一方で、コロナ禍や諸事情で簡単にはその機会が得られないという現状がある。同社はそのような課題解決のため、また留学の事前準備や英会話の実践の場の提供などを目的として「VR留学体験プログラム」の開発に至った。
定員5名までの少人数クラスのため、しっかり発話時間を確保することができ、またVR空間の中では仮想キャラクターとの定型会話の練習も行える。ECCでトレーニングを積んだ専任の外国人講師がレッスンを担当し、場面に合わせて講師がアバターを変更してホストファミリーになるなど、よりリアルな体験ができる。
従来の英語学習では、イメージベースでの英会話レッスンが中心だったが「VR留学体験プログラム」では、さまざまなジェスチャーや海外の雰囲気を楽しみながら会話練習ができ、インプットの質が向上する。物を持つ、渡すといったジェスチャーをしながら英会話体験をすることで、学びの定着が期待できる。
全4回それぞれのレッスンテーマに即した空間が提供され、よりリアルな体験によって効果的な学習効果を狙う。
「VR留学体験プログラム」の対象は中学校と高校。1回40分のレッスンが全4回提供される。定員は1レッスン5名まで(最低開講人数2名~)。費用は、VR機器の使用料含めて、1名につき1万4000円。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア