サーティファイは、受験生の保護者を対象に実施した「新型コロナウイルス前後での受験についての意識調査」の結果を、12月28日に発表した。同調査は、2021年に大学に入学している、または1~5年以内に受験予定の子どもを持つ首都圏在住の保護者に対して、11月8日~17日の期間に行われ、305名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の拡大以後(2020年4月以降)に、受験を検討している大学は増えたかを尋ねたところ、増えたという回答が23%を占めた。
検討先の地域の拡大に新型コロナウイルス感染症が影響しているかを尋ねた質問では、影響したとする回答が62%に達している。
受験を検討している地域が増えた理由(複数回答)としては、「オンライン授業が増えて、首都圏の大学を選ぶ理由がなくなったから」がもっとも多く、「少しでも感染リスクを抑えたいから」「移動コストが減って、出願に割くことができる費用が増えたから」「家族や友人の近くにいたい意向が高まったから」がそれに続いた。
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