中高生が自ら課題を設定し、解決に向けた取り組みを表彰する「STEAM JAPAN AWARD 2021」のオンライン表彰式が、12月18日にAkeruE パナソニック クリエイティブミュージアム(東京都江東区)にて開催された。
「STEAM JAPAN AWARD 2021」では、GOLD賞にキッスイ(東京都立富士高等学校・高校3年)による、フードロス問題に焦点を当て、「触覚学」を応用したアナログゲームを通して、廃棄食材について考えるきっかけにする「FOODEMON」が選ばれている。
SILVER賞には高崎高校物理部2年(群馬県立高崎高等学校・高校2年)の「学校IoT革命 with コロナ―CO2濃度と在室人数の同時測定システムの開発と数理モデルによる解析―」、BRONZE賞には大分県立日田高校3年(大分県立日田高校・高校3年)による「Let's Clean Water! 世界中の環境を守る浄水装置」、アイデア賞にはLCCC(立教女学院高等学校・高校2年)による「全ての人にスムーズなコミュニケーションを」が選ばれた。
さらに企業賞として、Makeblock賞にはPal(大分県立佐伯鶴城高等学校・高校3年)による「防災ゲームで“知る”防災」、Panasonic賞には高々1619@物理部(群馬県立高崎高等学校・高校1年)による「スマート盲導杖『道しる兵衛』~AI搭載白杖による視覚障害者歩行支援~」が選出されている。
なお、オンライン表彰式では、1次審査通過作品・33作品の発表に加えて、審査委員長である落合陽一氏や審査員が、学生からの質問にリアルタイムで答えるトークコーナーも開催された。
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