米Immerseは、中央大学国際情報学部(iTL)の斎藤ゼミと共同で、学生同士がバーチャル空間内で教え合う自走型英語学習の共同検証を実施したことを、12月27日に発表した。
同検証では、英語が得意な斎藤ゼミの3年生4名に「immers」プラットフォームのライセンスを提供。バーチャル空間を使ったタスクベースのVRレッスンカリキュラムを自分たちで創造し、英語学習に興味のある同ゼミ2年生の学生8名にレッスンを提供する「学生自走型のVR学習」を行っている。
過去にVRレッスンをプロの講師から受けたことのある学生がレッスンカリキュラムを自分自身で考案・作成して、「immers」プラットフォームの空間やオーサリング(レッスンプランの自由編集)機能を使いながら生徒自身がレッスンを考案・実施するというアプローチで検証を実施した。
その結果、教える側も教えられる側も両方でよりアクティブなラーニングとなり、今回生徒側として受講した8人の学生が、レッスンに対する平均満足度も4.6(5点満点中)と非常に高い結果となっている。
VR英語教育プラットフォーム「immerse」は、英会話スクールや高校・大学といった教育機関がバーチャルシーン上で英語学習カリキュラムの作成やアバターを使ったレッスンが可能で、講師はパソコンから、生徒はVRHMDやパソコンの両方から参加できる。また、バーチャル空間を用いたタスクベースの英語学習カリキュラムを、難しいスキルなしで直感的に作成・保存できる。
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