学習者自身が端末利用の約束事や使い方を考える「デジタル・シティズンシップ」とは
GIGAスクール構想で実現する「学習者主体」のICT活用 第4回
本連載ではこれまで、児童生徒がICTを主体的に活用していくことの重要性を、実例を挙げて紹介してきました。しかし実際は(特に導入初期段階における)ICT機器の使い方の「ルール」を決めるのは大人であることが多いのが実情です。一方で、児童生徒が主体となって話し合い、互いの違いに配慮しながら良き利活用に必要な約束を考える「デジタル・シティズンシップ」という教育があります。連載最終回である本稿では、デジタル・シティズンシップの展開に尽力している国際大学GLOCOM 准教授の豊福晋平先生と、鳥取県教育委員会情報モラルエデュケーター/国際大学GLOCOM 客員研究員である今度珠美(いまど・たまみ)先生への取材を通し、児童生徒の主体的なICT活用マインドをどう育成していくのか考えたいと思います。
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野本 竜哉(EduOps研究所 代表)(ノモト タツヤ)
情報工学修士。高校生時代に自身が1人1台の端末環境で学んだ経験を世に広げるべく、通信企業の学校SE、教育企業の管理職、教育系システム会社の執行役員を歴任し、一貫して教育×ICT領域の事業に従事。2024年8月に独立し「技術をやさしく伝える」をモットーとした教育現場の取材・執筆・情報発信活動の傍ら、...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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