イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ20~50代の男女409名を対象に実施した、新型コロナ禍でのオンライン教育およびコミュニケーションに関する調査の結果を、4月5日に発表した。同調査は、3月3日~26日の期間に行われている。
調査対象者に、新学期にあたって新しく準備したいと思ったITツールはあるかを尋ねたところ、41%が「ある」と回答した。
どのようなITツールを準備したいと思ったかを尋ねた質問(複数回答)では、「タブレット」がもっとも多く、「タブレット用学習教材」がそれに続いている。
対面授業とオンライン授業のどちらを子どもに受けさせたいかを尋ねたところ、「両方」が85%に達した。
オンライン授業に不安を感じるかを尋ねた質問では、「はい」が47%に達している。
オンライン授業に不安を感じると答えた人に、不安の内容を尋ねたところ(複数回答)、「集中力が続くのか」が最多で、「わからないまま進んでしまわないか」がそれに続いた。
新型コロナ禍における日常的な子どものコミュニケーションに不安を感じることはあるかを尋ねた質問では、58%が不安を抱いている。
具体的な不安の内容としては(複数回答)、「対面でのコミュニケーションが苦手にならないか」がもっとも多かった。
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