全研本社は、小学生を英会話スクールへ通わせている保護者を対象に実施した、英会話スクールの実態調査の結果を3月30日に発表した。同調査は、2月22日~23日の期間に行われ、111名から有効回答を得ている。
調査対象者に、現在子どもを英会話教室に通わせている理由を尋ねたところ(複数選択)、「子どもがやりたいと言ったから」(53.2%)がもっとも多かった。以下、「グローバル対応のため」(52.3%)、「受験を見据えて」(36.0%)が続いた。
その他の理由としては、「社会にでてから役に立ちそうだから」「英検を持っていると、受験に有利」といった回答が寄せられている。
英会話力向上のため、英会話教室に具体的な目標やプログラムを持ってほしいと思うかを尋ねた質問では、「かなりそう思う」が31.5%、「そう思う」が58.6%に達した。
「英会話教室に具体的な目標やプログラムを持ってほしいと思うか」という質問に、「かなりそう思う」「そう思う」と答えた人に、英会話教室に対しての要望を尋ねたところ(複数選択)、「教師との会話を増やしてほしい」(50.0%)、「レッスン内容を自由に選ばせてほしい」(49.0%)、「実用的なプログラムを取り入れてほしい」(35.0%)が上位を占めている。
その他の要望としては、「上達の具合は個人的に見てもらいながらカリキュラムを作ってほしい」「英検をとるまでのプロセスをはっきりしてほしい」といった回答が寄せられた。
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