ベネッセコーポレーションは、同社が運営する通信教育講座「進研ゼミ」において、ニューノーマル時代における小・中・高校生1人ひとりのリアルな学習課題や困りごとを解決する新たな学び方「ブレンディッド学習」の提供を、4月に開始する。
今回「進研ゼミ」が提供を開始する「ブレンディッド学習」は、学びのモチベーションを引き出すオンラインによる人の指導や、学習内容の理解度を確認しながら自分で学ぶデジタル学習教材を強化したもの。新学期スタートの4月から最適な組み合わせを提供し、子どもたちの学びが確実に進むよう支援することを目的としている。
重要単元のポイントがしっかりわかるオンラインライブ授業と、個人別演習を解きながら定着を促すデジタルレッスン、さらに自分の考えを書いて表現できるようになる赤ペン先生の個別指導を組み合わせ、1人ひとりの「いちばん伸びる学び方」を提供する。
そのほか、「進研ゼミ」4月新規入会者を対象にした、おさらい教材の提供も受講費内で実施する。これにより、前学年の理解不足の部分についてポイントをしぼって補い、スムーズな進級を可能にする。
なお、全国の小学校・中学校・高校に勤務する教員1788名に対して、1月6日~12日の期間に行った調査や、全国の2019年生まれ~高校2年生の子どもがいる約3400世帯に、2020年3月下旬から毎週行っている調査では、学習環境や授業の変化による理解度の低下や、苦手意識の増加や行事中止の影響などによる学習意欲の低下が明らかになっている。これらの調査結果が「進研ゼミ」リニューアルの背景となっている。
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