英語コーチング「プログリット(PROGRIT)」を展開しているプログリットは、英字新聞や英語書籍を販売するジャパンタイムズ出版が提供するコンテンツを組み込んだ英語学習アプリ「PROGRIT-学習アプリ」を開発し、プログリットの受講生を対象に提供を開始したことを発表した。
プログリットでは、学習の進捗管理をスマートフォン上でできる「PROGRIT-学習管理アプリ」を既に受講生向けに提供していたが、今回の「PROGRIT-学習アプリ」によって、シャドーイングや多読の学習をスマホ一つで完結することができる。
今回の「PROGRIT-学習アプリ」には、従来書籍の形で提供されていた多読教材や、シャドーイング用音声を搭載した。シャドーイング教材には、英語学習者向けの書籍や新聞を発行しているジャパンタイムズ出版の教材およびVOA(Voice Of America)の2種類、計294の音声課題を収録している(2021年2月現在)。
アプリでは、指定した区間を繰り返し再生する「AB再生機能」のほか、3秒の巻き戻し/早送り機能などを搭載。シャドーイング音声のスピードもゆっくりとしたものから速いものまでさまざまな音声が収録されており、話者の英語もアメリカやイギリスだけではなく、オーストラリアやアイルランドなどさまざまな地域の英語を収録。
また、多読の課題には全部で114冊分の書籍を収録している。アプリ上での読書方法としては、画面に文章を表示させるほかにペースメーカーを搭載。読み進めたいスピード(WPM:Words Per Minute)をアプリで設定することで、文章の色がハイライトされて変わっていく機能を付加。これにより、受講生が目標としているWPMへ到達しているかどうかを確認できるようにしている。
シャドーイング、多読教材共に、受講生のレベルや学習目的に合わせて、専任のコンサルタントが選定し提供する。本アプリの利用は、プログリットの受講生のみを対象としている。
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