Facebook Japanは12月3日、米Facebook社がグローバルで展開しているデジタルリテラシー教育プログラム「みんなのデジタル教室」を日本でも提供開始することを発表した。
先行して、自由ヶ丘学園高等学校(東京・目黒区)で1年生18名に対し、「デジタル・アイデンティティを考える」をテーマに、SNSと上手に付き合うためのセキュリティやプライバシーを理解するための特別授業を実施した。
日本での展開にあたり、Facebook Japanでは日本の教育現場のニーズにあった授業を行うため、NPO法人企業教育研究会をパートナーに迎え、コンテンツを共同制作した。また、Instagramが今年3月にUUUM(ウーム)株式会社と発足した、若年層の利用者と一緒に安心・安全なInstagramの使い方について考えるプロジェクト「#インスタANZENカイギ」の参加クリエイターもコンテンツ制作に協力している。
「みんなのデジタル教室」の特設サイトでは、デジタルリテラシーに関する各種リソースも公開されている。教育現場以外でも、誰でも気軽に授業のエッセンスを体験・学習できるコンテンツ『タグでたどる物語』を提供しており、「#インスタANZENカイギ」に参加している「のえのん」とのコラボにより制作された。Instagram上の専用アカウント(@minnano_digital_kyoshitsu_1)を訪れるだけで誰でも参加できる。
今後は、学校への出張授業に加え、コロナ禍の影響でニーズが拡大するオンライン授業にも対応して、学校や生徒のニーズに合わせてプログラムが提供される予定となっている。
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