NTT西日本グループは、コドモンと協業して、公立保育園をはじめとする子ども施設におけるICT化と働き方改革のサポートを図るクラウド型「子ども施設向けICTソリューション」の提供を、7月8日に開始した。
NTT西日本グループは、ユーザーや地域社会の課題解決に貢献すべく、同社が持つ技術や地域密着のサポート力、および外部パートナーとのコラボレーションを通じて、ユーザーへの新たな価値提供を進めており、今回のコドモンとの協業も、その一環として行われる。
両社の協業によって提供されるクラウド型「子ども施設向けICTソリューション」では、施設内にサーバを設置する必要がなく、複数園での一括導入や運用が可能であり、セキュアなネットワーク「LGWAN」に対応している。
さらに、コドモンが提供するICT支援ツール「CoDMON(コドモン)」を利用するためのネットワーク環境の構築や、ネットワーク環境および「CoDMON」に関するトラブルや問い合わせを受け付ける保守窓口を設置する。
同ソリューションの利用シーンとしては、「保護者とのコミュニケーション」「登降園管理・保育料計算」「日誌や指導案などの帳票作成」などを想定しており、保護者と職員双方の連絡稼働や事務作業稼働の削減につながる。また、預かり時の検温実施と結果記入の稼働削減や、玄関での保護者の接触や密集を避けるといった効果も期待できる。
ほかにも、休園にともなう一斉連絡や出欠アンケートも可能なので、緊急時の即時連絡が実現するとともに、印刷や集計の稼働削減につながる。
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