東洋館出版社は、『ポスト・コロナショックの学校で教師が考えておきたいこと』を、6月22日に刊行する。
同書は、地域の感染状況に応じながら、学校が再開される中で、学校再開及びそれ以降に備えるための一助となるよう、「ポスト・コロナショックの学校」で生じる課題と対応策についてまとめている。
おもな執筆テーマと執筆者は以下の通り。
- コロナショックで問われる「学校」「教師」の存在意義/苫野一徳(熊本大学准教授)
- 学校は安全か?/内田良(名古屋大学大学院准教授)
- コロナショックで広がる教育格差/前馬優策(広島経済大学准教授)
- 家庭への関わり方と関係機関との連携/酒井朗(上智大学教授)
- 増加が懸念される虐待問題に教師はどう関わるべきか/津崎哲郎(認定NPO法人児童虐待防止協会理事長)
- コロナショックでも学習保障をするためのオンライン授業/堀田龍也(東北大学大学院教授)
- わたしが「オンライン授業」を実践した理由/中原淳(立教大学教授)
- オンラインアフタースクールから見えてきたこと/放課後NPOアフタースクール
- ポスト・コロナショックにおける地方自治体の働き/末冨芳(日本大学教授)
- 学校保健安全の視点からの新型コロナウイルス感染症対策/渡邉正樹(東京学芸大学教職大学院教授)
- コロナショックによる傷つきを抱えた子どもたちへの関わり/副島賢和(昭和大学大学院准教授)
- コロナショックと特別支援教育/山中ともえ(東京都調布市立飛田給小学校長)
- 「非日常」に晒された子どもたちの心理とポスト・コロナ時代の教師のあり方/川上康則(東京都立矢口特別支援学校主任教諭)
- ポスト・コロナショックにおける学級経営/赤坂真二(上越教育大学教授)
- ポスト・コロナショックにおける「いじめ」について考える/初川久美子(東京都公立学校スクールカウンセラー)
- 休校中の子どもとの「つながり」を模索する/加固希支男(東京学芸大学附属小金井小学校教諭)
- 休校中の子どもの「言葉」について考える/土居正博(川崎市立はるひ野小学校教諭)
- ポスト・コロナショックにおける授業づくり/奈須正裕(上智大学教授)
- ポスト・コロナショックにおける授業づくりの具体[小学校]/小川雅裕(新潟市立小針小学校教諭)
- ポスト・コロナショックにおける授業づくりの具体[中学校]/山口晃弘(品川区立八潮学園校長)
- ポスト・コロナショックにおける授業づくりの具体[高等学校]/黒崎洋介(神奈川県立瀬谷西高等学校教諭)
- ポスト・コロナショックにおける学校運営[小学校]/喜名朝博(江東区立明治小学校統括校長・全国連合小学校長会長)
- ポスト・コロナショックにおける学校運営[中学校]/川越豊彦(前・荒川区立尾久八幡中学校統括校長・全日本中学校長会長)
- ポスト・コロナショックにおける学校運営[高等学校]/萩原聡(東京都立西高等学校統括校長・全国高等学校長協会長)
- ポスト・コロナショックにおける主体的・対話的で深い学びとカリキュラム・マネジメント/田村学(國學院大學教授)
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