Institution for a Global Societyは、同社が提供する教育機関向け評価ツール「Ai GROW」の3800万件を超える評価データをもとに、休校や分散登校で授業環境が不十分な中でも、自ら考え自学する「自学力」の高い生徒の能力を数値化した結果を、6月15日に発表した。
同調査によれば、自学力の高い生徒は何らかの課題に直面しても、「自分ならできる」と自信を持って物事を進められる、「自己効力」のスコアが高いことが明らかになっている。
同調査では、ドルトン東京学園の生徒の自己効力の高さが際立っており、同校の荒木貴之校長は自己効力の高さの理由として、
- 「恐れずに進め」という明確な判断軸があり、それに共感した生徒や保護者が集まっている
- 「生徒の写し鏡」の教師自身がスクールモットーの「恐れずに進め」を実践している
- 子ども扱いせずに、1人の対等な人間として「契約」する
の3点を挙げた。
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