できないから「やらない」のは遅れているということ――休校期間中、5つのステップでオンライン授業を実現した熊本市
「熊本市教育長に聞く~熊本市のオンライン教育の取組」レポート
新型コロナウイルスの感染防止策として、地域によっては3カ月という長期間にわたる休校が続いた。現在学校は再開したが分散登校などの対策が続いている。長い休校期間中に、残念ながら子どもたちに十分なアプローチができなかった学校も多い中、オンライン授業の目的を明確にし、子どもと学校がつながり続けてきた自治体もある。熊本市では、これまで市内小中学校で段階的に行ってきたICT整備・活用を背景に、休校期間のオンライン授業を進めてきた。推進のベースとなる明快な課題整理と具体的な施策を熊本市教育長 遠藤洋路氏が語った。5月26日に開かれた超教育協会主催のセミナー「熊本市教育長に聞く~熊本市のオンライン教育の取組」を元にレポートする。
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狩野 さやか(カノウ サヤカ)
株式会社Studio947のデザイナー、ライター。ウェブサイトやアプリのデザイン・制作、技術書籍の執筆に携わる。自社で「知りたい!プログラミングツール図鑑」「ICT toolbox」を運営し、子ども向けプログラミングやICT教育について情報発信している。著書に『見た目にこだわる Jimdo入門』(...
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