旺文社は、同社が提供する英単語アプリ「ターゲットの友」、および参考書情報サイト「StudiCo」のユーザーを対象に実施した、新型コロナウイルス感染症にともなう一斉休校における高校生の自宅学習に関する実態調査アンケートの結果を、5月14日に発表した。
同調査は、「ターゲットの友」と「StudiCo」のユーザーを対象に4月30日~5月7日の期間に行われ、953名(高校3年生:56.3%、高校2年生:12.4%、高校1年生:20.2%、その他:11.1%)から回答を得ている。
調査対象者に、休校期間中の勉強時間を尋ねたところ、1日あたり「7時間以上」が30%以上に達した。「5時間~7時間未満」「7時間以上」の合計は55.9%となっている。
休校期間中に、どのような学習に取り組んでいるかを尋ねた質問(複数回答)では、「学校からの課題」(81.4%)がもっとも多く、「参考書などでの自習」(71.0%)という回答も多かった。また、「学習アプリ・Webサービス」という回答も45.6%に達している。
自宅学習に関する悩み(複数回答)としては、「周りとの差が不安」(76.4%)が最多となったほか、「大学入試がどうなるか不安」(58.1%)という声も目立った。
そのほか、自由回答内容では現在議論されている「9月入学・始業」制度へ関心を寄せる意見も多く寄せられている。
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