リクルートマーケティングパートナーズは、同社の子会社である英Quipperによって提供されているオンライン学習サービス「Quipper」が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて学校閉鎖を決定したインドネシア・ジャカルタにおいて、政府が推奨するオンライン学習サービスとして認定され、活用が開始されたことを4月14日に発表した。
「Quipper」は、フィリピン、インドネシア、メキシコで展開されており、各国のカリキュラムに合わせた学習コンテンツ、宿題管理、学習状況管理ツールをセットにした教員向けプラットフォーム「QuipperSchool」と、時間や場所を選ばず、低価格で経験豊富な講師の授業動画や演習に取り組めるオンライン講義動画「QuipperVideo」を提供する。リクルートマーケティングパートナーズが提供している「スタディサプリ」のノウハウを活かし、各国の教育カリキュラムに合わせて現地で撮影・制作されている。
インドネシア政府は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、3月13日(現地時間)にジャカルタ市内のすべての学校の閉鎖を決定するとともに、政府・教育省が自宅での学習を推奨している。それにともない、政府推奨サービスとして指定されたオンライン教育サービス7社が、ジョコ・ウィドド大統領から発表された。
「Quipper」は、生徒との対面コミュニケーションが取れなくなった教員へのサポートとして、「QuipperSchool」と「QuipperVideo」を、3月17日(現地時間)から学校経由での導入において無償提供しており、学習指導として宿題配信や実施状況の確認を可能にしたほか、連絡・確認事項の一斉・個別での送受信など、休校中の連絡手段としても活用されている。
また、高校・大学受験生に対しては、さらなる支援として学校経由での申し込みだけでなく、希望する全生徒に試験対策パックを無料開放した。
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