やる気スイッチグループは、保護者を対象に実施した、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にともなう休校中の過ごし方に関するアンケート調査の結果を、4月2日に発表した。
同調査は、やる気スイッチグループが運営するスクールに通う生徒の保護者を対象に、3月27日~29日の期間に実施され、522名から有効回答を得ている。
調査対象者のうち、在宅勤務を含む61.1%の保護者が「自宅で子どもと一緒に過ごした」と回答しており、その内訳は会社員・契約/派遣社員が38.8%、専業主婦・主夫が95.7%、自由業などその他が59.7%だった。
以下、「子どものみで留守番してもらった」(28.2%)、「学童保育・保育施設を利用した」(17.2%)、「親に子どもを預かってもらった」(15.7%)、「預かり先として開放していた学校を利用した」(3.4%)、「友だち(ママ友など)に預かってもらった」(3.1%)が続いている。
会社員である保護者(39.5%)のうち、「自宅で子どもと一緒に過ごした」と回答した人の割合(38.8%)は、全体平均(61.1%)から2割ほど少なく、主婦・主夫(95.7%)と差があった。
一方で、「子どものみで留守番してもらった」(40.3%)、「学童保育・保育施設を利用した」(38.8%)、「親に子どもを預かってもらった」(35.4%)は、全体平均を大きく上回っている。また、59.2%は一斉休校期間中に子どもが過ごす場所について、複数の方法を組み合わせていることがわかった。
休校期間中に、どのように子どもと関わったかを尋ねた質問では、「一緒に勉強(宿題/復習/ドリル/実験や工作/時間割づくり)」(24.5%)がもっとも多く、「一緒に散歩や公園で運動」(11.1%)、「料理やお菓子づくり」(9.4%)がそれに続く。
ほかにも、「ふだんより子どもの話をゆっくり聞くようにした。マッサージなどでより多くスキンシップを図った」「『映画館ごっこ』と題して、毎日違う映画を1本ずつ鑑賞。ポップコーン付き!」「工作や絵画、絵日記など、時間をかけて取り組めることを増やしました」といった工夫も見られた。
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