すららネットは、「すらら」導入塾を対象に、「新型コロナウイルスの影響による、学校休校時の学習塾としての対応について」の情報共有会を、3月6日にオンラインで開催した。共有会では、「すらら」の学習管理機能を駆使して家庭で学習する生徒を、遠隔でサポートする学習塾の取り組みが紹介された。
すららネットは、新型コロナウイルスの感染拡大による全国小中高校の休校を受け、全国の「すらら」導入塾を対象に、学校休校時における、学習塾の対応についての情報共有会を、オンラインにて開催した。対応の事例として、「開成ラボ」と「カラフル学舎」の取り組みが、学習塾経営者54名に共有された。
「開成ラボ」では、通塾時のマスク着用を必須とし、受け入れ最大人数も設定している。家庭での在宅学習を認めており、在宅学習においておさえるべきポイントとして「先生と生徒で学習時間の約束を行い、約束通り学習すること」「学習範囲についても先生と生徒で取り決め、『ここまでは必ずやる』という状況を作ること」を重要としている。
また、生徒の通塾を取りやめ、オンライン開校に切り替えた「カラフル学舎」でも、同じポイントに注意し、遠隔での学習を進めている。
今回、学習塾経営者の間で共有された「すらら」の学習管理機能は、「リアルタイムモニター(ログイン、学習状況をリアルタイムに確認できるモニター機能)」と「ラーニングデザイナー(先生から生徒に学習すべき単元を配信し、生徒は配信された単元にワンクリックで学習できる機能)」。これらの機能により、通塾できずに家庭学習に取り組む生徒も、通塾時と同じように学習に取り組むことが可能となる。
また、「リアルタイムモニター」「ラーニングデザイナー」を駆使した上で、オンライン会議システムも活用し、オンラインにおいて複数人数が同時に学習に取り組む授業や、質問を自由に受け付ける「オンライン自習室」といった取り組みも行われている。
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