AI人材の育成・採用支援サービスを提供するSIGNATEは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「Connected Industries 推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/AI Quest(課題解決型AI人材育成事業)に関する調査事業」(以下、本事業)を受託したことを10月2日に発表した。
本事業では、ケーススタディを中心とした実践的な学びの場で、参加者同士が高め合いながら、AI活用をした企業の課題解決方法を身に着ける。またAIを活用できるIT人材育成のための、教材作成およびプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)手法を用いたプログラムの作成・運用の基礎となる調査となっている。10月より4カ月間、学生・社会人150名を対象とした実証実験が開始される。
教材作成やPBL手法・運営メソッドの作成、オンライン環境整備には、SIGNATEのほかボストン・コンサルティング・グループ、zero to oneの3社が採択された。
SIGNATEは、これまで数多くのAI開発・データ分析コンペティションを設計してきたノウハウを活かし、受講生がPBL手法でAIの開発から実装までを体験しながら学べる教材、オンライン環境の構築を担当する。
また、eラーニングやハンズオン研修で、1万人以上にAI教育プログラムを提供してきた経験にもとづいて開発されたAI人材育成システム「SIGNATE Quest」は、本事業のオンライン環境に活用される予定。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア