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スリランカで「すらら全国ます計算コンテスト」が開催、現地の小学生が参加

 すららネットは、文部科学省の「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の一環として、スリランカの首都・コロンボで、「すらら全国ます計算コンテスト(Surala BOX Calculation Math Contest)」を開催した。

 すららネットにより海外の小学生向けに開発された「Surala Ninja!」は、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べるeラーニングシステム。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドで活用されている英語版がある。

 今回、すららネットが主催した「すらら全国ます計算コンテスト」は、算数教室の「すららJUKU」や学校で行われる「すらら授業」で「Surala Ninja!」を学習する生徒に加え、スリランカの招待校に在学中の小学1年生から6年生までの代表生徒、合計290名の小学生が参加した。

 予選はスリランカの主要6都市で、決勝は首都・コロンボで実施された。決勝には在スリランカ日本大使館、スリランカ教育省、スリランカ学校関係者、さらにスリランカのメディアが足を運んだ。

 コンテストの頂点に立ったのは、ピニディ・ウプニャ(Ms. Pinidi Upunya)さん。ピニディさんはコロンボ近郊のすららJUKU(塾)タラヘナ校に通う小学5年生。100ます計算で加減乗除の四則計算の「正確さ」と「速さ」を競う決勝で、掛け算の問題を、正答率100%、計算スピード2分9秒という記録を打ち出した。コンテストで優勝できた秘訣は、「ずっとSurala Ninja!で学習してきたから」とコメントした。なお、「Surala Ninaja!」の中で学べる日本発祥の「100ます計算」のメソッドは、スリランカの公教育にも取り入れられており、広く知られている。

 また、コンテスト決勝後には、「すららフェスティバル」を開催し、700名以上の生徒と保護者が参加した。「すららフェスティバル」を通じて、スリランカの生徒たちは算数の概念を取り入れたさまざまなゲームや、日本の伝統的な文化(縁日ゲーム)を体験し、学ぶことの楽しさを実感した。

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https://edtechzine.jp/article/detail/2674 2019/09/19 14:35

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