Classiは、同社が提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」が、新潟県妙高市内の全小中学校において集金機能付きで導入されたことを、9月22日に発表した。今回の導入により、県共同調達の校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」(以下、C4th)との自動連携が可能となり、保護者連絡・集金・名簿管理を一元化した。さらに、一元化された機能により「うっかり未納防止」を実現している。

同教育委員会では、2025年度からC4thを導入し、すでに活用していたtetoruとの自動名簿連携により、業務効率化を図った。また上記の流れの中で、tetoruの新機能である集金機能を導入し、名簿作成や転出入時の更新負担、ミスリスクの軽減を実現している。

スマホから口座登録できる利便性により、多くの学校で全保護者の口座登録が完了。学校では、口座情報を管理する負担が軽減された。また、集金日前や未納発生時に保護者へ自動通知を送信する。未読・既読の確認も可能なため確実な集金につながり、保護者連絡サービスと集金機能との一元化を通じて高い徴収率を維持している。さらに、C4thから自動連携した児童生徒名簿を、そのまま保護者連絡・集金両方に活用。名簿作成や更新の手間をなくし、重要な集金業務でのミスを防止している。
tetoruは、「手と手をとりあう」をコンセプトに2022年4月にリリースされた、小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツール。学校現場の業務効率化と教育の質向上を目的に開発され、学校と保護者の連絡機能は無料で利用できる。有償オプションとして、自治体からの一斉連絡機能や集金機能も提供している。
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